株式会社WOGOは、AIとアルゴリズムを活用した、製造・建築業界向けの2D・3D設計見積自動化サービスをリリースした。
このサービスは、工業設計の基礎技術として、パラメトリックモデリングを活用したアプローチを推進している。
パラメトリックモデリングとは、設計要素をパラメータとして定義し、これを変更することでデザイン全体が自動的に更新される手法だ。
この技術とAIを組み合わせることで、設計者がパラメータを調整することで、自動的に最適な構造や形状を生成することができるというものだ。
これを導入することで、一度設定したパラメータに基づいて設計が自動的に更新され、属人性を解消するほか、生成AIと連動することで、AIによる設計補助が可能となる。
実際に試験版を導入した企業では、リードタイムの短縮が20%の売上アップに貢献した例もあるのだという。
また、このサービスは、設計データと在庫管理システムの自動連携が可能だ。
これにより、設計段階で必要な資材情報がリアルタイムで在庫システムと共有され、過剰在庫や不足在庫防止に寄与するとのことだ。