ユビタス、NVIDIAテクノロジーを活用した3つのAI主導型イノベーションを発表

編集部

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ユビタス、NVIDIAテクノロジーを活用した3つのAI主導型イノベーションを発表

株式会社ユビタスは、2024年11月12日~13日に東京で開催される「NVIDIA AI Summit Japan 2024」において、NVIDIAテクノロジーを活用した3つのAI主導型イノベーションを発表した。

一つ目は、ロボットのコアとしてNVIDIA Jetsonを搭載し、H100 GPU上で動作する大規模言語モデルとシームレスに統合されたLLM連携AIロボット技術だ。

これによりユーザは、ロボットに自然言語で命令を出すことができる。

また、視覚認識機能も組み込まれており、ロボットはコマンドを受け取るとカメラを通して特定の物体を識別することが可能だ。

二つ目は、NVIDIA ACEを搭載したUnreal Engine 5 で作成されたメタヒューマンだ。

このメタヒューマンは、会話記憶、検索拡張生成(RAG)、多言語機能を備えており、複雑な文脈にも対応するインタラクションを可能にする。

三つ目は、Apple Vision ProによるAI Vtuber「ユビちゃん」の展開だ。

「ユビちゃん」は、NVIDIA Rivaの音声合成技術とAudio-to-Faceリップシンク技術を搭載しており、音声プロンプトに即座に反応し、リップシンクとリアルなパフォーマンスを実現する。

NVIDIAの自動音声認識とハンドトラッキング技術により、ユーザは「ユビちゃん」と対話し、タッチなどジェスチャーに対するユビちゃんのリアルな反応を見ることができる。

ユビタスCEOのウェスリー・クオ氏は、このイベントに対し、「NVIDIA AI Summit Japanは、当社のソリューションが複数の業界でどのようにイノベーションを促進できるかを強調するための完璧なプラットフォームを提供する。」とコメントしている。