ニューラルグループ、丸ビルのテナント専用ラウンジにおいて人流解析「デジフロー」を導入

編集部

post:

ニューラルグループ、丸ビルのテナント専用ラウンジにおいて人流解析「デジフロー」を導入

ニューラルグループ株式会社は、三菱地所プロパティマネジメント株式会社が運営管理を行う「丸ビル」内のテナント専用ラウンジに、AI解析技術を活用した人流解析ソリューション「デジフロー」を導入したと発表した。

「丸ビル」内のテナント専用ラウンジは、丸ビルテナント企業のオフィス勤務者が、リフレッシュ空間や集中作業スペースとして利用できる空間で、2024年3月にオープンした施設だ。

今回の取り組みは、オフィス勤務者の施設利用満足度向上を目的とし、事前に混雑状況をオフィススペースで確認できることで、混雑時間を避けて施設を利用することが可能となる。

具体的には、同施設内に設置されている2台の防犯カメラにエッジAI解析機器を接続することで、エッジAIカメラ化を実現した。

結果として、施設の滞在者数を把握し、そのデータを基にした混雑状況をリアルタイムでWebページで確認することが可能となった。

なお、実証で設置するエッジAIカメラは、端末内でエッジAI処理を実行し、撮影した映像は保存せず匿名化されたテキストデータのみをクラウドに送信するとのことだ。これにより、個人情報を保護しながら人流解析を行うことができ、プライバシーに配慮した形で利用することが可能だ。