キンドリル、AIサービス活用へ向け日本で専用のAIプライベートクラウドを発表

編集部

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キンドリル、AIサービス活用へ向け日本で専用のAIプライベートクラウドを発表

Kyndryl(以下、キンドリル)は、日本で専用のAIプライベートクラウドを発表した。

今回キンドリルは、デル・テクノロジーズとの連携により「Dell AI Factory with NVIDIA」を活用することで、AIサービスの開発、テスト、実装できる、独立したクラウド環境を提供する。

この連携により、キンドリルは、AIを利用したオープン統合デジタルビジネスプラットフォームである「Kyndryl Bridge」を活用し、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェアプラットフォーム上でエンドツーエンドのAIアプリケーションとソリューション開発をサポートする「Kyndryl Vital」AI Lab機能を確立する。

また、キンドリルの専門家が、生成AI と大規模言語モデルの利点を生かしたソリューションの構想や共創を支援する。

さらに、AIの開発、検証、活用する力を高められるよう「Kyndryl Consult」の技術領域や業界の専門知識を利活用する。

キンドリルジャパンの代表取締役社長であるジョナサン・イングラム氏は、「Dell AI Factory with NVIDIAを活用したキンドリルの新しいAIプライベートクラウドは、セキュリティ、データ主権、データレジデンシーの要件を遵守しながら、お客様や日本の学術機関が確信を持って独自の環境で新しいアプリケーションやソリューションを設計できる、安定かつ信頼性の高いロケーションを提供する。」と述べている。